先週、胃腸炎になった。
熱も出たし、食欲不振も一瞬あったが、幸いにして数日で治癒したので仕事的には問題はない。
……ない、が。
実は今の職場が食品系なので、確認作業として作った物の味見をしなければならない。
いつもならなんとでもなるし、むしろ昼食を食べる間も無く動きっぱなしなので大歓迎なのだが、今週だけはやめてほしかった。
味が濃いメニューが多いのだ。
弱りきってゼリーから始め、ようやく白米をちびちびと食べられるようになった次の日に、濃い味のものをドーン! と出されても嗅覚でお腹いっぱいだ。味は分かるが吸収出来ぬ。
やむなく夜はプッチンプリンと杏仁豆腐でお休みした。
そんなこんなで今日も出張だ。
整腸剤、きちんと飲んでおくべきだったな……と思いながらいつものの業務をこなす。弱った胃ではどうにもなるまい、と緑茶で少しだけでも手助けはする。
仕事は終わった。
いつもならフラフラとアレコレを求めて(……と、身内に迎えに来てもらうため時間を合わせるため)彷徨う訳だが、一応体調不良を味わった身なので直帰することにした。
調べてみればちょうどいい時間に電車がある。
よろしい、ならば直帰だ。
そうは言いつつ海老天押し寿司を買ってしまうあたり、私は食道楽だよなあ、と思わんでもない。

買った押し寿司に付属の七味唐辛子を掛けた図。「天むす」を「押し寿司」にするという不思議。当然美味しい。
最寄りのターミナル駅に着いて驚いた。
まだ空が明るいのだ。いつも暗い駅に迎えられている身としては、なんとなく不思議な気分がする。
それで悟った。
毎週の出張は、もはや出張ではなく「旅」なのだ。
東京へ行き、気になるものを探し、行きたいところへ赴く、自由時間2時間のふらり一人旅。
なんと豪華で、それでいて最高の贅沢をさせてもらっているなあ、と感心さえしてきた。
……早く仕事やめたいのになあ。
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